From:西田貴大
あなたは・・・
チャーハンの中でも
特に作るのが
難しいとされている
『黄金チャーハン』
って知ってますか?
黄金チャーハンとは
『黄金チャーハン』
というのは
本場、中国の料理店で
10年とか修行をしないと
作れないという
幻のチャーハン(?)です。
ご飯と卵と調味料だけの
シンプルかつ奥が深い料理
作り方も
普通のチャーハンとは
全然、違い
材料は、
ご飯と卵と調味料のみで
米粒のひとつひとつを
卵が包み込まれていて
理想的なパラパラ具合の
シンプルなチャーハンです。
この黄金チャーハン・・・
僕、実は作れるんです。
なぜ僕は、まったく修行をせずに
黄金チャーハンを作れるようになったのか?
作れるようになったきっかけは
子供の頃・・・
テレビの企画で俳優さんが
本場中国の有名料理店に修行に行って
数週間(?)の滞在期間中に
黄金チャーハンを習得してくる
という番組があったんです。
とにかく作っているのを見る
で、僕は
その時、チャーハンが
好きだったので
もし、できそうなら
「コツを見つけて作ってやろう」
と思って
料理長が俳優さんに
黄金チャーハンの作り方を
教えているのを
まじまじと見ていました。
教わっていた俳優さんも全然作れず
失敗作が大量に・・・
が・・・
当然ながら
長年の修業が必要なので
俳優さんはまったく作れず
滞在期限が
刻々と迫ってきていました。
何度も見ているうちに
突然、作り方のコツを発見!
そんな時、
「勝負は数秒間、
大事なのはご飯を入れる
タイミングだ!」と
料理長が
何度も何度も
実践して見せているのを
僕も見ているうちに
僕の中で
「あれっ、もしかして
このタイミングじゃないか?」
というタイミングを見つけました。
いざ実践!
すると・・・普通にできてしまう(驚)
で、実際やってみたところ・・・
長年の修業が必要なものが
案外、普通にできてしまいました(笑)
やってみて
僕なりに分かったコツは
2つあって
作り方のコツ1『油を多めに入れる』
1つ目のコツは
『油の量』
やっぱり中華料理だけあって
かなりの量の油を入れます。
この油の量が
実は、この後のコツである
ご飯を入れるタイミングを計る
卵の出来に影響を及ぼします。
作り方のコツ2『卵の出来でご飯を入れるタイミングを計る』
2つ目のコツが
料理長が何度も
勝負は数秒間と
言っていたところの
『ご飯を入れるタイミング』です。
中華鍋に
(深いフライパンでいい)
油を多めに入れて温め
溶いた卵を入れた瞬間・・・
もうご飯は
手に持って準備しておきます。
そして、フライパンに
広がった卵の端っこが
(1mmぐらい?)
ほんの少し固まりだした瞬間に
ご飯を入れます。
(この間、3秒ぐらい?)
そして、
間髪入れずに混ぜることで
黄金チャーハンが出来上がります。
が・・・
簡単に作れる裏ワザが登場!
この黄金チャーハン・・・
僕がせっかく作り方を
目で見て盗んだにもかかわらず
しばらくすると
卵かけご飯を先に作って
それを
焼くことで簡単に作れる
という裏ワザが出てきました(苦笑)
時代の変化で、
今ではまったく作ることもなくなる
そんなわけで
僕の必殺の
長年の修業が必要な(笑)
得意料理が
裏ワザの登場のおかげで
なんの特技でもなくなったうえに
家のコンロが
IHクッキングヒーターになったおかげで
中華鍋的な
深いフライパンが使えなくなり
まったく作ることができなくなりました。
(卵にうまい具合に火が通らないため
平らなフライパンでは作れません)
この話で、僕が伝えたかったことは
もちろんチャーハンの作り方ではない(笑)
と、言っても
僕は、この話を通して
チャーハンの作り方を
教えたかったわけではありません(笑)
まずは、徹底的に
人のマネ(モデリング)をしよう
僕がこの話を通して伝えたかったのは
『人のマネをしよう』
ということです。
これを、心理学や
NLP(神経言語プログラミング)
の世界では、
専門用語で
『モデリング』と言います。
モデリングすることの重要性
モデリングとは
自分が尊敬する人や
こうなりたいと思っている人が
どういう風に考えて行動するのか?を
すべて考えてマネをすることです。
(よくある注意点は、
その人の今の行動をマネてしまって
成功する前の行動をマネしていないので
マネても全然成功できないっていうのが
「あるある」なので、そこは注意です!)
起業家は、モデリングが嫌い?
あと、これを言うと
すごくガッカリされるんですが
例えば、
起業した時とかに
みなさん
他と違うことを
やろうとするんですが・・・
これは、間違っていて
まず、やるべきことは
すでに競合がやっていて
成果が実証されている手法なんです。
700億円を稼ぐ起業家 マイケル・マスターソンが
毎回、アドバイスすること
アメリカで
100億円以上の会社を2社、
50億円以上の会社を2社、
10億円以上の会社を10社以上創業し、
毎年700億円以上稼ぐ、
有名な起業家
マイケル・マスターソンも
起業に関するアドバイスを
求められた際に
「他と同じことをやりなさい」と
アドバイスするそうです。
(やはり、必ずガッカリされるそうです)
まず最初にやるべきことは、他のマネをすること
そういうわけなので、
なにか新しいことをする際は
必ずうまくいっているところを
モデリングするようにしましょう
ある程度、競合をモデリングして
マネた施策がうまくいき始めた後は
次は、
異業種のうまくいっているところを
モデリングするのがおすすめです。
ビジネスに飛躍をもたらすのは
だいたい異業種のアイデアですからね。
天才バッター 落合博満が語る
『一流になるための第一歩』とは?
そして、
このモデリングに関して
元プロ野球選手の
落合博満さんが
以前、テレビで
こんなことを言っていました。
「一流になるための第一歩は?」
と聞かれて
『人のマネをするってことが
やっぱり近道だろうと思います。
過去に打ったバッター、
優勝させた監督だとかね、
そういう教材がたくさんありますから
それをどうやって自分の中にいれて
“答え”を出してやってみるか?
で、違ったらまた
別のものを
いれてくればいいわけですから
まず、マネから入る』
モデリングは、成功するための重要な要素
落合さん程の
一流のバッター&監督が
こう言うほどなのですから
やはり、人のマネをする
つまり、モデリングをする
ということは
成功するために
かなり重要な要素だ
ということが分かりますね。
たくさん、人のマネをしよう
というわけで、
うまくいっているものを見つけたら
どうやったらマネができるのか?を
意識して考えてみるようにして
あなたも同じ結果を出せるよう
モデリングしてみてください
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
西田貴大