木村玄司さんの本に学ぶ従業員のやる気を引き出すマネジメント術

    目次

    From:西田貴大

    1月20日(日)
    午後、12:13分・・・

    僕は、
    終点である地元の駅で
    折り返したばかりで

    県庁所在地の高松駅に
    向かって発車しようとしている
    電車にギリギリで滑り込んだ

    出発の笛が鳴る・・・

    折り返して
    出発したばかりとあって
    中は、まだ乗客もまばらだ

    ふと、外を見ると
    先ほどまでの豪雨は収まり
    雲間から光が差し込んでいる・・・

    どうやら高松に着く頃には
    晴れるようだ・・・

    僕は、電車に間に合った安堵感を
    感じながらリュックの中から
    右手でピンク色の本を取り出し
    入り口近くの席に座った・・・

    そして、
    そのピンクの本を
    両手で開いた瞬間・・・

    僕は、
    もう何も思い出したくないと
    心の奥底に封印して
    記憶から完全に消し去っていた

    思春期のころに戻っていた。

    僕が読んでいた本は・・・

    その時、僕が手にしていたのは・・・

    教育講演家 木村玄司さんの

    『何を言っても聞かない思春期の我が子が
    「ちょっと頑張ってみようかな」と言い出す
    シンプルな3つの秘訣』

    という子育ての本だ

    とは、言っても
    僕には、思春期の子供どころか
    嫁さんすらいない・・・

    それなら
    なぜ僕は子育ての本を
    読んでいたのか?

    何を隠そう
    実は、この本の著者
    木村玄司さんは
    僕の友達だからです!

    子育ての本からビジネスに使える部分をご紹介!

    とはいえ、
    これは、経営者向けのブログなので
    友達の本を紹介する

    というだけの話では
    絶対に終わらせません

    ちゃんと
    子育てだけでなく
    ビジネスに応用できる話もあったので

    今回は、そこをご紹介していこうと思います。

    玄司さんのストーリー

    まず、この本は(講演でもだけど)
    玄司さんのストーリーから始まります。

    玄司さんは、
    地元で有名なスポーツ一家に
    生まれたものの

    運動が他の家族ほどには
    得意ではなく

    常に周りから
    家族と比べられて
    劣等感にまみれた
    子供時代を過ごしたといいます。

    ストーリーにすごく共感してしまう・・・

    実は、このスト-リー・・・
    本人には言ったことないんですけど
    僕・・・めっちゃ共感するんです。

    (ここからは、ひたすら
    無駄に長い僕のストーリーが
    続くので興味のない方は・・・

    小見出し
    『この本を読むことで得られるもの
    まで飛ばしてください

    正直、あまり知られたくない部分ですし
    胸くそ悪くなる話もあるので
    その方がありがたいです)

    僕のストーリー

    玄司さんが
    スポーツ一家に生まれたように

    僕は、親族が
    みんな有名大学を出ている
    エリート一家に生まれました。

    僕は、遅くに生まれたので
    物心がついた時には

    いとこたちはみんな
    有名大学に通っていたり、
    一流企業に入って
    いわゆるエリートコースに乗っていました。

    (スポーツでも優秀なのがいて
    最近は、某世界大会の出場選手のコーチとか)

    そして、幸か不幸か
    僕は、その親族の中でも
    結構、優秀な方だったんです。

    すると、成長するごとに
    周りの期待も
    どんどん大きくなっていきます。

    僕は、その親族と
    家族の期待に応えないといけない
    というプレッシャーに
    押しつぶされそうでした。

    転機となる教師と出会う

    そんな思春期に、
    ある教師が僕の担任になります。

    結論から言うと、
    その教師が僕の張り詰めていた部分を
    完膚なきまでに叩き潰します。

    暴力に支配される教室

    彼は、どんな先生だったのか?
    というと・・・

    分かりやすく言うと
    今だと確実に、ニュースに連日
    取り上げられるレベルの暴力教師です。

    その先生のもとでは
    暴力は日常茶飯事でしたが

    一番ひどかった事例は

    気に入らない発言をした生徒に
    まるでボクシングの終盤のような
    左右のフックの連打、連打、連打!

    その体罰が終わった後、
    その生徒の顔は
    パンパンに腫れあがっていました。

    すべては先生の機嫌次第

    気に入らなければ何をされるか分からない

    そんな感じの先生でしたから
    生徒たちはいかに機嫌を損ねないか
    に細心の注意を払い
    学校生活を送っていました。

    しかし、注意はしていても
    そもそも沸点が分からないので
    どうすることもできないのです。

    前の日に、大丈夫だったことでも
    次の日は、同じことでも激怒されます。

    仮に、忘れ物をしたら
    教科書の角や三角定規の角で
    思いっきり殴られます。

    他にも何というか
    いろいろ理不尽極まりなかったです。

    繰り返される数々の理不尽

    自分の成績に響くのか分かりませんが
    基本的に何があろうと
    学校を休むことは許されません

    (気に入らない理由だと
    時間が空いた時に
    車に乗って家まで来て
    無理矢理連れ去られます)

    骨折しても休めない・・・

    僕は、一度
    股関節をけがして
    歩くのが困難になったため

    大事を取って
    1日休んだことがあったのですが

    それが逆鱗に触れ
    「そのぐらいで休むな!
    骨折して休むんだったら許してやる」
    と言われました。

    その後・・・
    本当に骨折することがあって
    宣言通りなんだから大丈夫だと思って
    休んだら、「骨折ぐらいで休むな!」でした。

    休んでいいのは体温が40度を超えてから

    他には、熱を出した時ですね
    僕は、38度で休んで怒られたのですが

    その時言っていた話によると
    休んでもいい体温は40度とのことでした。
    (38度程度で休むな!と・・・)

    なのにある朝、
    先生がいないことを不思議に思って
    クラスメイトに聞いてみると

    なんと彼は、
    熱が38度あると言って
    学校を休んでいました・・・

    僕「え?休むんは、
    40度超えてからちゃうの!?」
    (ね、理不尽でしょ(笑))

    軍隊並みのルールと罰則

    これ以外にも
    こと細かにルールが決められており
    それぞれにかなりきつい罰則が
    設けられていました。

    その時の話を
    子供の頃からの幼馴染の

    4つ年上の先輩(消防士)に
    すべて話したところ・・・

    「なにそれ?軍隊やん」
    って言われました。

    消防士の方が
    そう言うほどですから

    その厳しさは、
    だいたい分かっていただける
    と思います。

    蔓延するいじめ

    そして、そのやり方に
    ついてこれない生徒や
    気に入らない生徒を見つけては

    理不尽なことを言って
    暴力をちらつかせて
    ガンガンいじめるのです。

    (僕は1度、本気で頭にきて
    授業中に出ていったことがあります)

    もちろんそんな感じで
    先生が生徒をいじめているわけですから
    生徒間でもいじめが横行していました。

    その中でも、
    僕は昔から
    少し変わっていましたから
    格好のターゲットとなりました。
    (先生、生徒の両方から)

    やられたらやり返す

    そして、僕へのいじめは
    結構長い間続きました。

    ところが彼らにとって
    誤算だったのは
    僕をおとなしいだけのやつだと
    侮っていたこと

    実は、僕はただやられっぱなしで
    終わるタイプではありません

    普段は、温厚ではありますが

    我慢できる
    一定のラインを超えてきたら
    普通にやり返します。

    (そんなわけで、おとなしいけど、
    普通にやり返してくるので
    ガキ大将だけには一目置かれていました)

    反転攻勢に打って出るはずが・・・

    そして、ある時の放課後・・・
    クラスメイトの中でも優しい子が
    「お前、いじめられてるぞ」と
    教えてくれたので、

    「うん、知ってるよ!
    でも、もうだいぶカチンと来てるから
    明日からやり返すつもり・・・
    教えてくれてありがとう!」

    って言ったところ・・・

    次の日、
    全員が次から次へと列をなして
    僕のところに謝りに来ました。
    (ちょっと拍子抜けしましたが)

    そんなわけで
    僕へのいじめは終わったわけですが

    いじめ自体は無くならず
    次から次へとそのターゲットは
    変わっていきました。

    いじめっ子救出大作戦

    そして、そのターゲットは
    ついに、僕へのいじめを発案した
    張本人になりました。

    その時・・・僕は
    普通では考えられないと思いますが
    彼を助けることにしたのです。

    (というか、その前から
    ターゲットになった子を
    密かに助けてましたけどね)

    と、まぁそんなこんなで
    いじめを潰していき

    いじめのターゲットが
    一通り回り終えた時、
    どうなったのかというと・・・

    そんなバカな!?

    また、僕の番が回ってきました
    (噓でしょ!と思いましたよ)

    でも、僕は今まで
    いじめられてた子を助けていたので
    味方はたくさんいる・・・
    と・・・思っていました。

    が・・・

    結局、味方として残ってくれた子は
    ほとんどいませんでした。

    メンタルがボロボロになっていく・・・

    そんなわけで
    僕は、暴力で支配された
    学校に行くのが
    どんどん怖くなっていきました。

    結果・・・
    成績もどんどん落ちていき

    そして、裏切られたことで
    学校どころか社会、人
    すべてが怖くなっていきました。

    (今でも、初めてお会いした方と
    お話しする時に必要以上に警戒し
    結構な距離感を取って
    なかなか心を開かないのはこのためです)

    そして、ついには
    元々のプレッシャーもあって
    メンタルがボロボロになり
    学校にも行けなくなりました。
    (ここからのちに鬱になります(笑))

    その先生は、有名な引きこもり製造機だった

    これはのちに
    同じ担任に当たった
    先輩に聞いた話ですが
    その先生は、引きこもりをかなりの勢いで
    量産することで有名だったみたいです。

    (おまけに教育委員会の
    お気に入りの先生だったので、
    生徒の親達が何を言っても
    無かったことにされていました)

    そんなこんなで
    僕は、ほとんど学校に行けず
    成績もトップクラスから急落し、

    周りから期待されていたような
    有名大学に行くこともなく
    親戚のような高学歴になることは
    ありませんでした。

    エリート一族、唯一の落ちこぼれの誕生!

    これにより
    僕は、晴れて
    エリート一族の
    唯一の落ちこぼれ
    となったわけです。

    (ちなみに、今でも
    結婚式などには絶対呼ばれず
    親族の中で存在しないもの
    として扱われています)

    かなり長くなりましたが
    僕にもこういうストーリーがあって
    玄司さんのストーリーが
    非常に共感できるんですよね。
    (僕の話はヘビーですが・・・)

    この経験あったからこそ得たもの

    でも、この期間があったからこそ

    自分が興味を持った分野を(物理学とか)
    徹底的に学ぶことができましたし

    社会で使うことのない
    無駄な分野の勉強に脳のメモリを
    割くことがなかったので

    勉強をし始めると
    すごい勢いでその内容を
    吸収することができました。

    (スタンフォード大学とか
    MIT、カリフォルニア大学、
    オックスフォード大学の
    講義を見たりして
    勉強もしたので

    一般教養も普通にあり
    「バカだ」と言われたことは
    一度もないです)

    投資に出会う

    それから偶然、
    母から投資を学んだことで

    学校では絶対に教えてくれない
    お金について知り

    そこから投資や
    ビジネスを勉強をしていたら

    これまた偶然
    イギリスの起業家ピーター・セージの
    セミナーの映像を見ることになり
    (この話は、またおいおいするかも)

    ついに、マーケティングに出会う

    運命がすごい勢いで転がり
    そこからマーケティングを
    倍速学習とかを含めて
    1日10時間以上学んで

    トップマーケッター達から
    知識を急速に吸収して

    今では、こうして
    マーケティングコンサルタントを
    やっているわけです。
    (不思議なものですね)

    今、思えばこの経験も良かった

    なので、
    もしかすると、
    僕は今でもこの先生のことを
    嫌いかもしれませんが

    もう、その時のことは
    許していますし
    恨んではいません

    今では、結果的に
    こうなって良かったと思っています。
    (でも人生をやり直せるとしても
    その時期をやり直したくはないです(絶対に!))

    さて、すごく長い余談は
    ここで終わりにして(笑)
    やっと本の話に戻ります。

    この本を読むことで得られるもの

    この、木村玄司さんの本は
    読んでいると・・・

    たしかにあの頃、
    こんな感じだったなぁ
    といった思春期のことが
    一気にプレイバックされます。

    つまり今、思春期のお子さんがいる方は
    この本を読めば子供がどういう状況か
    よく分かりますし、

    書いてあることを実践すれば
    子供がやる気を出したり、
    自信をつけたりと良い方向に
    変わっていきます。

    専門用語が
    できるだけ使われていないので
    読みやすい

    そして、この本の良いところは
    親御さんをターゲットに書かれているため

    玄司さんは、心理学・脳科学について
    学ばれた専門家にもかかわらず

    その専門用語をあまり使わずに
    実例を交えて非常に分かりやすく
    書かれているので読みやすいです。

    で、ですよ
    これがどうビジネスに応用できる話に
    なるのかと言うとですね

    心理学は、子供だけでなく
    大人のやる気を引き出す際にも活用できる!

    玄司さんは
    心理学・脳科学を使って
    子供にやる気を出させる人です。

    でも、この心理学・脳科学の技術
    元々は大人でも使えるものなので、

    ビジネスの場合でも
    自分や従業員のやる気を
    引き出すことにも使えるんです。

    だから、これから
    この本について書くことは
    すべて、ビジネスに応用できる
    と考えて読んでください

    頑張るから認めるのではなく、
    認めるから頑張る

    僕が最初に「これはマネジメントに使える!」
    と思ったのは第3章の
    頑張るから認めるのではなく、認めるから頑張る
    の部分・・・

    これねぇ・・・
    ホントそうなんですよ

    普通、思っているものとは
    順序が逆なんですよね

    普通の生徒を優秀にした有名な実験

    これは若干、話が
    違うかもしれないんですが(笑)
    (思い込みの実験だったかな・・・)

    とある実験があって

    生徒と先生を
    クジ引きで選び出して

    担任に選ばれた先生に
    「このクラスは、非常に優秀な
    生徒たちを集めたクラスだ」
    と、伝えたところ

    学期末になるころには
    生徒たちは
    みな本当に非常に優秀な成績
    になっていたという話があります。

    結果的には、
    先生はだまされて

    生徒たちは優秀だと
    認めさせられていたわけですが

    これが先に
    相手の良さ認めてあげる
    という効果のすごさを
    物語る話だと思います。

    (やっぱり、この話・・・
    なんかちょっと違う気も・・・(笑)
    まぁ、いいか(苦笑))

    マズローの欲求段階説

    玄司さんは、
    この、先に認めることについては
    本の中で、マズローの欲求段階説
    使って説明されていますが・・・

    う~んと・・・どうしようか・・・
    まぁ、しょうがない

    話がさらに
    長くなっちゃうけど
    分かりやすいように

    マズローの5段階欲求に
    ついて軽く説明しましょう(笑)

    マズローの欲求段階説とは

    マズローの欲求段階説
    というのは

    アブラハム・ハロルド・マズローという
    アメリカの心理学者が提唱した概念で

    人間の欲求は、ピラミット状に
    5段階に分かれているという話です。

    まず、5段階の1番下が

    生理的欲求

    食欲とか睡眠欲とかの
    人間の根源的な欲求です。

    次に2段目が

    安全の欲求

    身の安全とか安心感を感じたい
    不安を避けたいと感じることに
    関する欲求です。

    そして、3段目が

    所属の欲求

    孤独を避け
    家族や友人、恋人
    コミュニティ的に属したいという欲求です。

    頂上の下、4段目が

    承認の欲求

    周りから認められたいとか
    自信を感じたいという欲求です。

    そして、
    いよいよ最後
    頂点にある5段目が

    自己実現欲求

    自分の能力をや可能性を
    最大限に引き出し創造的活動がしたい
    という欲求です。

    マズローの欲求段階説を
    子供や従業員のやる気を引き出すために
    活用する方法

    これらは基本的に
    下の欲求が満たされるごとに
    どんどん上の欲求が出てきます。

    (と言っても、上がったら下がることがない
    ということはなく、上下するのが基本です)

    で、間違って伝わらないように
    玄司さんの
    本に書いてある通りに説明すると

    まず、認めてあげることで
    承認欲求が満たされ
    もっと頑張ろうという
    5段階目の欲求が出てくる
    という話なのです。

    まず、認めてあげよう

    つまり、
    頑張っているから認めるのではなく

    実は逆で
    まず認めてあげるからこそ
    頑張ろうという意欲が湧いてくる
    という話なんですよ

    どうです?
    これ、マネジメントで使えるでしょ?

    (ちなみにマズローの欲求段階は
    コピーライティングでは、
    あえて途中で下の欲求を突っついたりして
    広告の反応率を上げたりします)

    SMARTの法則

    次に紹介するのが
    第7章のテクニックの数々

    玄司さんは
    難しくならないように
    あえて名称を書いていませんが

    何の話かザックリ言うと
    要は、『SMARTの法則』です(笑)

    自分で決めさせることでやる気になる

    何日までにやろうとしているのか?や

    何点を目指すとか
    目標を具体的に数字化して

    自分で決めさせ
    そして、紙に書き出す

    そして、それが達成できたら
    どんな良いことがあるのかを
    イメージさせてあげて
    やる気を引き出していってあげる
    と言った具合ですね。

    仕事での応用法

    これも、マネジメントでも
    応用できますよね。

    具体的にいつまでに
    どれくらいの売上を目指して
    そのためにどういった行動をとるのか?
    どうやってその成果を測定するのか?など

    (ちなみに
    目標が達成できない原因は
    必ず目標がこのSMARTの形式に
    なっていないからです

    この『SMARTの法則』について
    もっと知りたいという方は、

    このSMARTの法則という文字に
    記事へのリンクを入れておきますので
    そちらをクリック)

    女性と男性の脳の違い

    あと、もうひとつ
    本にも書いてますが
    子育て的にも
    マネジメント的にも

    これだけは言っておきたいのが
    女性と男性の脳の違いです。

    仕事上で従業員から
    相談を受けることもあるでしょうが

    男性の場合は、単純なので
    普通に答えても大丈夫ですが

    女性の場合は・・・
    基本的に、解決しようとしてはいけません

    女性は、話を聞いてほしいだけ

    これは根本的な脳の違いで
    男性は、解決をしたがるのですが、

    女性は、ただ話を
    聞いてほしいだけなのです。

    なので、話を聞いてあげていれば
    話しているうちに
    勝手に解決策を見つけ出して
    解決してしまいます。

    僕もここでよく失敗する

    僕もここをよく忘れて
    女性のクライアントさんの
    問題の解決策を必死で提案してしまって

    変な感じになってしまったことが
    たくさんあります(苦笑)

    とはいえ、ビジネスの問題なので
    すぐに解決しなきゃいけない場合も
    多いでしょうけども

    女性社員のやる気を引き出すためにも
    ちょっと我慢して
    ただ、話をしてみるだけ
    という時も作ってみてください

    おわりに

    以上、一部にはなりますが

    木村玄司さんの初出版本
    『何を言っても聞かない思春期の我が子が
    「ちょっと頑張ってみようかな」と言い出す
    シンプルな3つの秘訣』

    についてご紹介させていただきました。

    (もっと紹介したかったのですが
    さすがに、全部言っちゃうと
    とんだ営業妨害ですからね・・・(苦笑))

    というわけで
    お子さんがいる方だけでなく
    従業員のマネジメントにも役立つこの本
    ぜひ、買って読んでみてください

    この本で僕が救われたと感じたところ

    最後に僕がこの本で
    少し救われたと感じる部分があったので
    それをご紹介して終了します。

    それは、第8章に書いてある
    玄司さんが起業して
    なかなかうまく行かなかった頃のストーリー・・・

    独立してからの自分は、

    講演の依頼は来ず、
    セミナーを開いても参加者は集まらず、
    家庭の中でも収入がなくて妻に頼りっぱなしで、
    役に立てているかどうかも疑問に思っていました。

    日に日に自分の“存在感”を
    感じることができなくなっていきました。

    「自分は誰からも必要とされていないのではないか?」

    「父親としても最悪なんじゃないか?」

    そんなことが頭の中をぐるぐると周り、
    次第に何もやる気が起きなくなっていきました。

    やらなければいけないことはわかっているし、
    とにかく行動しなければ
    前に進まないことはわかっていました。

    でも、動けないのです。

    その時、はじめて学校へ来られない子の
    気持ちが少しわかった気がしました。

    教師時代には
    「頑張ろう!」と声をかけたりもしましたが、

    頑張るとか
    そういう問題じゃないんだなと
    はじめて思いました。

    木村玄司著 『何を言っても聞かない思春期の我が子が「ちょっと頑張ってみようかな」と言い出すシンプルな3つの秘訣』 KKロングセラーズ 2019 P.254 ~ 255 より引用

    ここまでの引用の
    『その時、はじめて学校へ来られない子の
    気持ちが少しわかった気がしました。』
    の部分・・・

    この一文を読んだ瞬間・・・

    心の奥底の檻に
    閉じこもり

    2度と開けられないように
    何重にもカギをかけていた
    過去の自分のところへ

    玄司さんが
    カギを開けて入ってくれて
    そっと寄り添ってくれた気がしました。

    何か、僕を縛っていたものが外れた瞬間

    間違いなくその瞬間・・・

    僕の中で何かが・・・

    そう、なにか憑き物が
    取れたような感覚がありました。

    苦しかった
    あの頃の自分を
    この本が解き放ってくれたのです。

    それと同時に、
    玄司さんみたいな人が
    担任だったらよかったなぁ・・・
    と、思いました。

    引きこもってしまった人の感情を
    知ることができる曲

    ちなみに、もっとそういう人の
    感情を知りたい場合
    (そんなやついないか・・・(笑))

    SEKAI NO OWARIのアルバム
    『Tree』に収録されている
    「銀河街の悪夢」を聴くとよくわかります
    (分かっちゃうと号泣するので注意!)

    まぁでも、僕はこの曲よりも

    詩のタイプはまた違うけれども
    BUZZ THE BEARSの
    『羽根』が好きだなぁ・・・

    ライブで号泣する人が
    大量発生する大名曲
    『約束』『全てを』よりも
    やっぱり『羽根』が好きだなぁ

    ・・・って、最後何の話や!

    ぜひ、買って読んでみて!

    というわけで(笑)
    お子さんがいる方は絶対に!

    そして、自分や従業員の
    やる気を引き出したい方は、

    よろしければぜひ、
    木村玄司さんの本を
    買って読んでみてくださいねー
    (できれば書店で買ってね)

    本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

    西田貴大

    P.S.
    ちなみに高松には
    何をしに行ってたのかって~?

    それは、
    世界No.1コーチ
    アンソニー・ロビンズの

    UPW(Unleash The Power Within)
    というセミナーで行われている

    恐怖に立ち向かう勇気を身につける
    名物ワーク『火渡り』を
    とあるお寺に体験しに行ってたのだ~!

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