会社が潰れそうなピンチの時に倒産を避ける起死回生の一手の見つけ方

    From:西田貴大(香川県のマーケティングコンサルタント)

    さて、今回もケガをして
    まったく動けなかったときに見た

    ビジネス系のテレビ番組
    カンブリア宮殿で得た気付きを
    シェアしていこうと思います。

    (夜中に激痛で目が覚めたので
    さっさとお医者さんに行こう・・・)

    320年の歴史を持つ老舗企業の
    驚きの商品数とは?

    今回、見たのは・・・
    『八つ橋』!

    そう、言わずと知れた
    京都のお土産の定番
    あの八つ橋です。

    実は、この八つ橋・・・

    現在では、
    いろんなお店が販売していて
    京都の定番のお土産と
    なっていますが・・・

    元祖のお店は
    なんと320年もの
    長きにわたり
    続いている老舗中の老舗

    6つある商品のすべてが実は・・・

    このお店の何が凄いってね・・・

    320年の歴史の中で
    主な商品は、
    6つあるんですが・・・

    実は、そのすべてが
    八つ橋なんです!
    (つまり、たった1つの商品
    だけで320年やっています。
    すごくないですか?)

    320年にわたる八つ橋の変遷

    1番最初は、
    焼いた八つ橋から始まって

    次は、焼いた八つ橋を
    アレンジした商品を作り、

    今度は、
    生の八つ橋ができて

    そして次は
    また、生八つ橋をアレンジした
    商品を作って、と・・・

    それぞれ
    お客さんに
    提供されたときの
    形が違うだけで

    320年もの間、
    商品は、八つ橋一本で
    やっていっているんです。

    これ・・・
    かなりすごいですよね?

    商品の寿命を迎える前に
    次の八つ橋を生み出している

    商品には必ず
    プロダクトライフサイクルという
    寿命があって

    商品の寿命を知ることができる
    プロダクトライフサイクルとは?

    このプロダクトライフサイクルを
    ご存知ない方に軽く説明すると・・・

    新しい商品を作った際に
    市場で認知されず
    なかなか売れない時期を導入期と言い

    そこから急に売れだす時期を成長期、

    その後、市場に商品が行き渡り
    売上が伸びなくなってくる時期を成熟期、

    さらにその後、商品が
    全然売れなくなって右肩下がりに
    なっていく時期を衰退期と言います。

    (ちなみにこの期間は
    だいたい全部一緒の間隔で

    導入期が短い商品は、
    すべての期間が短いので
    商品寿命が短いです。
    例:たまごっち!)

    で、これをグラフで表すと
    左右対称の山みたいになるのですが・・・

    この山のピークの辺りで
    次の商品を売り始めて
    新しい山を作っていかないと
    売上がどんどん下がって行って

    最終的には、
    会社が倒産してしまう
    というわけなんですが・・・

    プロダクトライフサイクルが寿命を迎える前に
    提供方法を変えることで売れ続けている

    この元祖八つ橋の企業は・・・

    320年もの間も
    1つの商品が寿命を迎える前に
    その商品の提供方法を
    変えていくことによって

    長年かけて6パターンに分かれても
    いまだに売れ続けているって
    ホントにスゴイですよ!

    八つ橋の事例で思い出した
    会社がピンチになった時に
    起死回生の一手を思いつく言葉

    僕は、この話を聞いた時
    昔、学んだある言葉を
    思い出しました。
    (誰から学んだのかは忘れましたが
    ピーター・セージだったような気が・・・)

    その学んだ言葉とは・・・

    『あなたがやっていることには
    必ず別の使い道がある』

    ということ

    (完璧には覚えてないですが・・・
    たしかこんな感じだったと思います)

    やってきたことの別の使い道を発見した
    富士フイルムの事例

    別の使い道があるとは
    いったいどういうことか?

    分かりやすい例を挙げると・・・

    デジタルカメラの登場によって
    世界中のフィルムメーカーが倒産

    例えば、富士フイルム

    1975年12月に
    世界最大の写真用品メーカー
    コダックがデジタルカメラを開発

    そして、90年代後半
    パソコンの一般家庭への
    普及に伴って
    徐々にデジタルカメラが普及

    2005年には、
    ついに、フィルムカメラと
    デジタルカメラの販売台数が逆転し、

    フィルムカメラが
    売れなくなったことによって

    ほとんどのフィルムメーカーが
    倒産する事態となりました。
    (その倒産した企業の中には、
    なんと、デジタルカメラを開発した
    コダックもありました)

    しかし、そんな中でも
    富士フイルムは、
    生き残ることができました。

    持っていた技術を別の分野に応用したことにより
    倒産を避けることに成功!

    それはなぜかというと・・・

    富士フイルムは、
    今までに培ってきた
    フィルムの技術を

    『アスタリフト』という化粧品や
    医療の分野に応用して
    そちらの事業に
    比重を移していたからです。

    技術を他の分野に応用できれば
    破壊的イノベーションが起こせる

    このように
    今まで培ってきた技術を
    他の分野に活かすことによって
    イノベーションを起こし

    まったく新しい商品を
    作り出すことが可能になります。

    以上が先ほどの
    『あなたがやっていることには
    必ず別の使い道がある』

    という言葉を実際に
    実現した企業の事例です。

    あなたがやってきたことは
    どんな分野に応用できる?

    さて、ここで質問です。

    あなたが今やっていることで
    別の分野に応用できることはないでしょうか?

    これが分かれば
    もし、あなたの会社が
    今後、ピンチになることがあった時に

    会社を潰さずに済む
    起死回生の一手が
    見つかるかもしれませんよ。

    本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

    西田貴大

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