プロダクトアウトはダメ!ビジネスに必須のマーケットインの考え方

    From:西田貴大

    突然ですが・・・

    ウルフルズの
    『ガッツだぜ!!』って曲
    知ってますか?

    言わずと知れた
    ウルフルズの代表曲であり、

    名曲『バンザイ~好きでよかった~』
    と並ぶ不動の人気曲です。

    名曲『ガッツだぜ!!』と
    マーケティングの共通点

    でも、この『ガッツだぜ!!』・・・

    トータス松本さんが語る
    ガッツだぜ!!の衝撃の事実とは?

    実は、ウルフルズのボーカル
    トータス松本さんは、

    この、『ガッツだぜ!!』のことが
    嫌いだってこと知ってました?

    衝撃の事実が公表されたのは
    音楽専門チャンネルのインタビュー企画

    たしか、これは多分
    10年以上前の話ですが・・・

    音楽専門チャンネルのインタビューで
    トータスさんは、
    そんな話をしていました。

    で、そのインタビューでは
    番組の企画でウルフルズの好きな曲を
    一般の人たちにアンケート調査をして、

    そのアンケートの結果を見つつ
    上位の曲にまつわるお話などを
    トータスさんに語ってもらっていました。

    (ちなみに1位と2位は
    先ほどの不動の人気曲2曲で
    (どっちがどうだったかは忘れました)
    3位が、たしか『サムライソウル』でした。

    これは、トータス松本さんいわく
    ものすごく意外な結果だったそうです)

    自分が作った代表曲にもかかわらず
    ガッツだぜ!!が嫌いな理由

    そして、番組はどんどん進んで
    いよいよ『ガッツだぜ!!』
    の話になった時・・・

    彼は、突然言い放ったのです。

    「僕、この曲嫌いなんですよ」と・・・

    僕は、それまで
    パソコンでなにか調べ物をしながら
    片手間に聞いていたんですが・・・

    それを聞いた瞬間、
    「えっ!どういうこと?」と
    思わずテレビに釘付けになりました。

    その後もトータスさんは続けます。

    「このガッツだぜ!!は
    売れるために書いた曲で
    自分が思っていることでも何でもない
    だから、この曲は好きではない」と・・・

    (かなり昔のことなので
    内容をすべてはっきりとは
    覚えていないのですが・・・
    話のニュアンス的には
    こんな感じだったと思います)

    なぜ、嫌いな曲を歌い続けるのか?
    そこには、マーケティングとの共通点が・・・

    まぁ売れるために書いた曲で
    本当に、売れたのもすごいんですが・・・

    気になるのはそこではなく(笑)
    (まぁここは、今回の記事の
    テーマにも関りがありますが・・・)

    じゃあなぜ、そんな嫌いな曲を
    ずっと歌い続けているのか?だと思います。

    (もしかすると、あなたは
    そうは思っていないかもしれませんが・・・
    ここは、話をつなげるために無理矢理
    そういうことにします(笑))

    顧客の欲しいものを提供するのがマーケティング!

    彼はなぜ、
    そんな嫌いな曲を何年も何年も
    歌い続けているのかというと・・・

    答えは・・・
    『お客さんが求めているから』です!

    (僕の勝手な憶測ですが・・・
    まぁ当たっているでしょう(笑)
    アンケートでランクインしてますし
    求められていないなら歌わないですから)

    これを聞いてあなたは
    「いや、そんなの当たり前だろ!」と
    言われるかもしれませんが・・・

    これが案外、ビジネスの話になると
    当たり前でもないのです。

    商品が売れないのは売り手目線になって
    お客さんのことをないがしろにしているから

    こだわって作った商品がさっぱり売れない

    「いい商品なんだけど、
    なんで売れないんだろう・・・」

    こんな話・・・
    よくありませんか?

    これは、売り手目線になってしまい
    お客さんが求めていない商品を
    作ってしまったからかもしれません。

    結局、いい商品かどうかを決めるのは
    “市場”つまり“お客さん”であって、
    その商品を作った本人ではないのです。

    あなたがいかに
    その商品を好きで
    こだわって作っていようが

    お客さんからすれば
    そんなこと知ったこっちゃない(笑)

    お客さんは自分が欲しいものが
    手に入ればいいんです。

    マーケティングで重要な2つの志向
    プロダクトアウトとマーケットイン

    こういうのをマーケティングでは
    プロダクトアウトとマーケットイン
    って言います。

    プロダクトアウト志向とは?

    プロダクトアウトは・・・

    さきほどの例の
    良い商品を作ったから
    これを何とかして売ろう
    っていう商品志向の考え方で

    マーケットイン志向とは?

    マーケットインというのは・・・

    市場調査をして
    ユーザーが欲しいということが
    分かったから商品を作った
    という顧客志向の考え方です。

    こちらの場合、
    売れると分かってから商品を作っているので
    商品が売れる可能性は高いですよね?

    (例えば、USJはこちらの
    マーケットインの考え方に切り替えてから
    V字回復を遂げました。
    (マーケッターの森岡さんのおかげで))

    多くの日本企業はプロダクトアウト型・・・

    しかし、残念ながら
    ほとんどの日本の企業は
    プロダクトアウト型です。
    (リモコンとか使わない機能が
    無駄についていたりしますよね?)

    当然、ビジネスは
    お客さんあってのものなので
    お客さんが求めているものを
    提供していかなければなりません

    自分が売りたい商品ではなく、
    お客さんが欲しい商品を提供する!

    その点、トータスさんは
    自分がどれだけその曲が嫌いでも
    (そこまで言うほど
    嫌いじゃないでしょうけど・・・)

    求めているファンのために
    ライブでは毎回、
    この曲を歌っています。

    ・・・お尻を出しながら(笑)
    (以前、夏フェスの生中継で見ました)

    結論!マーケットインで考えろ!!

    というわけで、今日の結論!

    『自分が好きなものじゃなく
    お客さんが求めているものを売ろう!

    (つまり、マーケットインの
    考え方をしよう!)』

    本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

    西田貴大

    P.S.

    最近、僕が好きなパンクバンドたちが
    だんだんおかしな方向に向かっているので
    (曲の感じがどんどん
    J-POPに寄って行ってるんです・・・)

    この姿勢を見習って
    ファンが求めているような
    楽曲を作って欲しいな・・・

    (特に、一番好きなバンドのTOTALFAT)

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