「毎月数万円のツール代を払っているのに、全く売上に繋がらない」 「リッチメニューやステップ配信の設定ばかりで、1日が終わってしまう」 「お客さんのタグ付けやシナリオ分岐が複雑になりすぎて、もう自分でも何がどうなっているのか分からない」
もし今、あなたがこんな風に悩み、「いっそのこと、Lステップなどのツールをやめたい(解約したい)」とため息をついているなら、この記事はあなたのビジネスを劇的に軽くする「特効薬」になります。
世の中のマーケティング業界では、「LステップやMAツールを導入すれば、自動で売上があがる」という言葉が飛び交っています。真面目で勉強熱心なあなたも、「これからの時代は自動化だ」と信じて、一生懸命ツールを導入し、複雑な設定を頑張ってきたはずです。
しかし、現実はどうでしょうか。 売上が自動で上がるどころか、設定の修正やエラーの対応に追われ、毎月の高い固定費だけが口座から引き落とされていく。
結論から言います。 あなたが悪いのではありません。ツールを使って「仕組み化」ができると信じ込ませている、現在のマーケティング業界の常識が間違っているのです。
この記事では、世の中のマーケターたちがこぞって高機能LINEツールに熱狂していた時、MA(マーケティングオートメーション)の専門家である僕自身が「あえて一度も導入しなかった」理由を交えながら、ツールに頼らずに「必然的に売れる仕組み」を作るための本質的な構造改革について解説します。
最後まで読めば、あなたが今日パソコンから削除すべきものが明確になり、ビジネスの迷いが完全に消え去るはずです。
第1章:なぜ、高機能な自動化ツールを入れても売れないのか?(本当の原因)

まずは、多くの経営者が陥っている「ツールの罠」の正体を暴いていきましょう。
1-1. ツールは「魔法の箱」ではなく、ただの「拡声器」
一番大きな勘違いは、ツールを導入すれば「売れるようになる」と思ってしまうことです。
LステップやMAツールというのは、例えるなら「高性能な拡声器」です。 あなたの声を、たくさんの人に、決められた時間に、大音量で届けることができる素晴らしい機械です。
しかし、考えてみてください。 もし、あなたが拡声器を使って話している内容(メッセージ)自体が、お客さんにとって「どうでもいい話」や「ただの売り込み」だったとしたらどうなるでしょうか? 大音量でつまらない話を聞かされるお客さんからすれば、ただの「迷惑な騒音」になり、すぐにブロックされておしまいです。ツールはメッセージを「運ぶ」だけです。中身(オファーの構造)がスカスカのままツールを導入しても、絶対に売上は上がりません。
1-2. 「失敗」を全自動で大量生産している恐怖
さらに恐ろしい事実があります。自動化ツールというのは、良くも悪くも「設定した通り」に完璧に動きます。
もし、あなたのビジネスに「商品を買うメリットが伝わっていない」という見えないブレーキがあったらどうなるか。 それは「お客さんに響かない、売れないという『失敗のプロセス』を、全自動で大量に繰り返している状態」になります。手動でメッセージを送って売れないものは、自動化しても絶対に売れません。
1-3. 構築代行業者の「カモ」になっていないか?
自動化ツールが上手く動かないと、数十万円を払って「構築代行業者」に依頼する人がいます。 しかし、彼らが作ってくれるのは「綺麗なボタン」や「複雑な分岐」といった「表面的な箱」だけです。あなたのビジネスの深い部分(誰のどんな痛みを、どう解決するのか)までは考えてくれません。結果として、誰も欲しがらない「豪華なゴミ箱」が出来上がり、修正のたびに業者にお金を払う「ツールの奴隷」になってしまいます。
(※よく自動化ツールの代行業者に騙された人の後始末の依頼が回ってきますが、彼らは送ったメールが迷惑メールにならないように最低限設定しておくべきドメインの設定すらもできていません…)
1-4. 突然のアカウントBANでビジネスが消滅する「構造的リスク」
さらに、特定の自動化ツール(特にLINE系)に過剰に依存することには、経営における致命的な「構造的リスク」が潜んでいます。
それは、突然のアカウント凍結(垢バン)による、顧客リストと売上の完全な消滅です。 どれだけ完璧なシナリオを組み上げても、その土台であるLINE公式アカウントが凍結されれば、ある日突然、すべてが「ゼロ」になります。お客さんに連絡する手段すら失い、翌日からの売上が立たなくなるのです。
これは例えるなら、「他人の土地(プラットフォーム)の上に、大金をかけて立派な家(システム)を建てている状態」です。
少し余談になりますが、あまり公表していないものの、実は僕は「宅地建物取引士(宅建士)」の資格を持っています。 不動産の法律(借地借家法)を知っているプロの視点から言わせてもらえば、現実の世界では地主が突然「明日から立ち入り禁止だ、出て行け」なんて理不尽なことを言っても、法律が住人を守ってくれるため絶対に通用しません。しばらく住み続ける権利があります。
しかし、デジタルの世界では、プラットフォーマーの規約が「絶対的な法律」です。 現実の法律すら通じない「理不尽な強制退去(アカウントBAN)」が、何の猶予もなく、ある日突然本当に実行されてしまうのです。 そんな「地主の機嫌次第で明日消し飛ぶ土地」に、自分の大切なビジネスの命運を預ける。これがどれほど異常で、構造として脆く、危険な状態かお分かりいただけるでしょうか。
第2章:MAの専門家である僕が、Lステップを「あえて導入しなかった」理由

偉そうに語っている僕ですが、実は公式に認定を受けた「マーケティングオートメーション(MA)の専門家」です。
ここまで読んで、「え?自動化の専門家なのに、Lステップなどの自動化ツールを否定するの?」と違和感を持たれたかもしれません。 しかし、ツールの裏側も限界も知り尽くしている「専門家」だからこそ、あえて言わせてください。 「強固な構造なき自動化は、ただのビジネスの自殺行為」です。
事実、僕は自社でLステップなどの高機能LINEツールを導入したことは、過去に一度もありません。
2-1. 周りが熱狂する中、冷静に「構造的リスク」を見ていた
数年前、マーケティング業界は「自動化しないと生き残れない!」と熱狂し、同業者の多くが複雑なシナリオ作りに没頭し始めました。
もちろん僕にも誘いは来ましたが、一切揺るぎませんでした。なぜなら、ツールがもてはやされる熱狂の裏で、先ほどお伝えした「法律すら通じない他人のプラットフォームに依存しすぎるという、経営上の致命的な構造的リスク」を最初から見抜いていたからです。
そんな「いつ崩れるか分からない砂の城」に自分の大切なビジネスの命運を預けることは、構造を重んじる僕には絶対にできませんでした。 本当の自動化(オートメーション)とは、複雑なツールに依存することではなく、ツールがなくてもお客さんが自然と階段を登ってきてくれる「盤石な仕組み(OS)」を作ることだからです。
2-2. ツール代と時間を「構造の強化」に全振りした
周りの経営者が、複雑なタグ付けの設定(パッチワーク)に毎日何時間も奪われ、高い月額料金を払い続けている間。 僕はツールへの課金を一切せず、浮いた分の「お金」と「時間」を、全く別のことに使っていました。
それは、自分のビジネスの根本的な「構造(OS)」を、これ以上ないほど強固に作り上げることです。
「僕のお客さんは、本当は何に夜も眠れないほど悩んでいるのか?」 「僕の商品だけが提供できる、絶対的な処方箋は何か?」 「どうすれば、無理に売り込まずに『欲しい』と言ってもらえるのか?」
この「ビジネスの基本(原理原則)」を徹底的に考え抜き、一本の美しい導線を引くことだけに全エネルギーを注ぎました。
2-3. ツールを極めるのではなく、構造を極める
その結果どうなったか。 複雑な自動分岐なんて一切使わなくても、非常にシンプルな配信と導線だけで、お客さんの方から「西田さんにお願いしたい」とやってきてくれる、極めて安定したビジネスモデルが完成したのです。
もし僕があの時、周りに流されてツールを導入していたら、今頃設定の修正や垢バンの恐怖に怯える日々を送っていたでしょう。 ツールという「足し算」を極めるのではなく、本質的な構造という「引き算」を極める。これがマーケティングの正解です。
第3章:ツールを捨てる前に見直すべき「ビジネスの設計図(OS)」

では、ツールに頼らずに売上を安定させるためには、どう見直せばいいのでしょうか。以下の3つの軸が一本の線で綺麗に繋がっているかを確認します。
3-1. 【Who】誰の「強烈な痛み」を救うのか
まずは、お客さんが抱えている「痛み」の解像度を極限まで上げます。 「毎日一生懸命インスタを更新しているのに、問い合わせがゼロで、このままでは来月の家賃が払えないと夜中に泣いている個人事業主」 これくらい、たった1人の生々しい痛みを特定します。これがすべての出発点です。
3-2. 【What】他とは違う「絶対的な価値(究極の処方箋)」
次に、その痛みに対する解決策を用意します。 「私の商品は機能が優れています」と言ってはいけません。お客さんはドリル(機能)ではなく、壁の穴(結果)が欲しいのです。「なぜ、他ではなくあなたの解決策でなければならないのか?」を言語化し、究極の処方箋(オファー)を作り込みます。
3-3. 【How】煽らずに気づかせる「必然のルート」
最後に、その解決策をお客さんに届けるまでの「道」を引きます。 「今すぐ買え!」と説得するのではなく、「あぁ、自分のやり方が根本から間違っていたんだ」と気づかせるプロセス(パラダイムシフト)を挟みます。この構造があれば、お客さんは自らの意思であなたの元へ歩いてきてくれます。
3-4. 【資産】他人の土地(LINE)から自分の土地(メルマガ)へ
Who、What、Howの構造が完成した後に、それを「どこで」展開するのか。 僕が推奨する構造は極めてシンプルです。垢バンのリスクがあるLINE(他人の土地)に依存するのではなく、自分で顧客リスト(CSVデータ)を管理できる「メルマガ(自分の土地)」をビジネスの強固な軸に据えることです。
「でも、メルマガはLINEより開封率が低いのでは?」と思うかもしれません。しかし、本質はそこではありません。 どれだけ開封率が高くても、明日アカウントが消滅するリスクを抱えていてはビジネスとは呼べません。「開封率という小手先の数字」よりも、「自社の資産(リスト)を外部に奪われない構造」を作ることの方が100倍重要なのです。
順番を間違えてはいけません。 「強固なオファー(構造)」を作り、それを絶対に奪われない「自社資産(メルマガ)」に乗せて届ける。これが、小手先のトレンドに振り回されない、不変のビジネス設計図です。
まとめ:あなたのビジネスを停滞させている「見えないブレーキ」とは?

「高機能なツールを入れても売れない」 「設定ばかりに追われて疲弊している」
もしあなたがそう感じているなら、それはあなたの努力不足でも、パソコンのスキルがないからでもありません。ツールという「足し算」をする前に、ビジネスの根本的な設計図(構造)が整っていないことが原因です。
もう、ツールの奴隷になるのはやめにしましょう。 複雑なものをすべて捨て、原理原則に基づいたシンプルな構造を作ること。それがビジネスを次のステージへ引き上げる唯一の道です。
ツールという「魔法の杖」を探す旅は、今日で終わりにしてください。 あなたのビジネスに必要なのは、足し算ではなく、勇気ある「引き算」です。不要な設定やツールをすべて手放し、強固な構造と自社資産(メルマガ)だけを残したとき、あなたのビジネスは驚くほど軽く、そして強くなります。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
西田貴大
【追伸:あなたが次に「捨てるべきもの」は何ですか?】
記事の最後で「まずは引き算をして、構造を見直そう」とお伝えしました。 しかし、いざパソコンの前に座っても、自分自身がビジネスの内部にどっぷりと浸かっている当事者である以上、「今の自分のビジネスのどこが壊れているのか(本当のボトルネック)」を客観的に見つけることは、ほぼ不可能です。
「ツールを解約してシンプルにしたいが、何から手をつければいいか分からない」 「ビジネス全体を俯瞰して、自分の見えないブレーキを客観的に特定したい」
そんな本質的なビジネスの構造改革を望む真面目な経営者の方に、ご自身の「本当のボトルネック(現在地)」を客観的に見つけるためのテストツールをご用意しました。
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