From:西田貴大
- 「今の事業をもっと成長させたいけれど、新しく投資するお金がない」
- 「集客の仕組みを作らなきゃいけないのは分かっているけれど、時間がない」
- 「やりたい気持ちはあるけれど、今の自分にできるか自信がない」
もし今、あなたがビジネスの重要な局面でこのような言葉を口にしている(あるいは心のなかで思っている)なら、少し耳の痛いお話をしなければなりません。
これまで多くの経営者を見てきて、そして僕自身も起業家として活動してきて、1つだけ断言できる残酷な事実があります。 それは、「お金・時間・自信がない」という3つの言葉を言い訳に使っているうちは、絶対にビジネスの現状を変えることはできないということです。
「お金・時間・自信がない」は事実ではなく、ただの「優先順位」の問題

まず、大前提のマインドセットを共有させてください。 「お金がない」「時間がない」「自信がない」というのは、絶対的な事実ではありません。それは単なる「今のあなたにとって、その対象への優先順位が低い(または変化への覚悟がない)」という意思表示に過ぎないのです。
例えば、あなたの口座に本当に1万円しか残っていなかったとします。 その状態で「新しく10万円のマーケティング教材を買いませんか?」と言われたら、当然「お金がないから無理だ」と断るでしょう。 しかし、もしあなたが明日までに10万円の手術代を払わなければ命に関わる、という状況に陥ったらどうでしょうか? 親や友人に頭を下げて借りるか、家にある物をすべて売り払うか、日雇いのバイトをしてでも、何が何でも10万円を作ろうとするはずです。そこに「お金がないから諦めます」という選択肢は存在しません。
時間も全く同じです。「時間がない」と言っている人でも、本当に自分が心の底からやりたい趣味のことや、大好きな人とのデートのためなら、どれだけ寝不足でも必ず時間を捻出します。
そして、「自信」も同じです。 「自分にはまだ早い」「完璧になってから」と言い訳をしている人は、単に失敗して傷つくリスクを避けているだけです。もし「今日これをやらないと、大切な会社や家族を守れない」という極限状態なら、自信の有無なんて関係なく、不格好でも必死にやるはずです。
つまり、「お金・時間・自信がない」という言い訳は、物理的な不足や能力の欠如を表しているのではなく、「自分の現状(コンフォートゾーン)を壊してまで、それを手に入れる覚悟(優先順位)がありません」という逃げの言葉なのです。
世界トップのマーケターのセミナーで僕が下した決断

偉そうに語っていますが、実は僕自身も昔は「お金がない」「時間がない」「今の自分にできる自信がない」と言い訳をして、行動を先延ばしにする人間でした。そんな言い訳をして、メンターからこっぴどく叱られた(ボコボコに論破された)苦い経験もあります。
しかし、ビジネスで結果を出すためには、この「逃げの思考」をどこかで断ち切らなければなりません。
先日、世界的なマーケターであるマーク・ジョイナーの「オファー構築」に関するセミナーを受講する機会がありました。 正直なところ、その時の僕は、車検や各種の支払い、大口案件の延期などが重なり、キャッシュフロー(手元の資金)に全く余裕がない状態でした。さらに、その日はすでに外せない予定も入っていました。
「今月はお金に余裕がないし、予定も合わない。それに、世界トップの高度な内容に今の自分がついていけるか自信もないから、今回は見送ろう」 昔の僕なら、1秒でそう言い訳をして諦めていたでしょう。
しかし、僕は「世界トップのオファー構築の構造を直接学べる」というこの機会は、今後の自分のビジネスにおいて絶対に最優先で手に入れるべき価値(投資)だと判断しました。
だから僕は、「お金がない」「時間がない」「自信がない」という言い訳をグッと飲み込みました。 先にその日のスケジュールに入っていた仕事の先方には事情を説明して日程をズラしてもらい(快く譲っていただきました)、手元の資金に関しても、無事に受講費を捻出することに成功しました。
なぜ、条件が揃っていない状態でもこんな決断ができたのか? それは、僕が昔メンターから教わり、今でも絶対に守っているビジネスの鉄則があるからです。
それは、「大事なのは、先に一歩を踏み出すこと! やり方はあとから思いつく」というマインドセットです。
条件が揃うのを待つな。「決断」が先、「やり方」は後

多くの人は、「お金が用意できたら申し込もう」「時間ができたら始めよう」「もっと自信がついたら行動しよう」と、条件が揃うのを待ってしまいます。 しかし、それでは一生行動できません。
成功する起業家は順番が逆です。 「これは自分のビジネスに絶対に必要だ」と思えば、現在の口座残高や自信の有無など関係なく、まず「やる」と決断(コミット)し、言い訳の逃げ道を塞ぎます。
先に一歩を踏み出すからこそ、「やばい、来週までに資金が必要だ。じゃあどうする?」と脳に火がつき、解決策を必死に探すのです。 僕自身も、決断した後に「お金が足りない? じゃあ、自分が持っている価値を既存のお客さんにしっかり伝えて売ればいいじゃん!」と、セールスのトレーニングにおいて世界一の権威であるブレア・シンガーから学んだ思考に切り替わり、行動したことで無事に資金を捻出できました。
「そんな無茶をして、うまくお金が用意できずに赤字になったらどうするの? 自信がないままやって失敗したらどうするの?」と不安になる人もいるでしょう。 でもね……なんとかなるんですよ!
僕自身、これまで幾度となく「お金がない」「時間がない」「自信がない」という言い訳を飲み込み、先に一歩を踏み出して、なんとかしてきました。(そして今回も、なんとかできました) それどころか、退路を断って必死になっている分、そこで学んだことを死に物狂いで実践するので、投資した金額以上の大きな黒字になって返ってきていますし、その「やり切った結果」が後から強烈な自信に繋がっています。
「明日までに資金が必要? じゃあ売りゃあいいじゃん!」と言い切って行動する。 このマインドセットで先に一歩を踏み出すからこそ、後からスキルが身につき、本物の自信と結果がついてくるのです。
成功者は「条件」ではなく「得られる未来」で決断する

僕がこれまで出会ってきた、ビジネスで圧倒的な結果を出している成功者たちは、全員この思考を持っています。
彼らは、何か新しいチャレンジや投資をする際、「今、自分にお金があるか? 時間があるか? 自信があるか?」という現在の条件を基準に判断しません。 彼らの判断基準は常に、「これを手に入れた先の未来は、自分にとって絶対に必要か? 投資対効果(リターン)は十分にあるか?」という1点のみです。
もし「絶対に必要だ」と確信したなら、現在の口座残高やスケジュールの空き状況、自信の有無など関係ありません。 「どうやってその資金を作るか?」「どうやって時間をこじ開けるか?」「自信がなくてもやり切るにはどう動くか?」という、解決策を探す思考に一瞬で切り替わります。
「大事なのは、先に一歩を踏み出すこと。やり方はあとから思いつく(何とかする)」 これは、僕が昔メンターから教わり、今でも大切にしているビジネスの鉄則です。
まとめ:あなたは「言い訳」と「結果」、どちらが欲しいですか?

いかがだったでしょうか。
- 「お金・時間・自信がない」は事実ではなく、「優先順位が低い(覚悟がない)」という逃げの言葉である。
- 条件が揃うのを待ってから行動する人は、一生行動できない。
- 成功者は「現在の条件」ではなく「得られる未来(リターン)」で決断し、後から帳尻を合わせる。
もしあなたが今、ビジネスにおいて「本当はやりたいけれど、〇〇がないから…」と足踏みしていることがあるなら、一度その言い訳を飲み込んで、自分の心に聞いてみてください。
「今、お金と時間があり、絶対に失敗しないという自信があったとしたら、自分はそれをやるだろうか?」
もし答えが「YES」なら、それはあなたにとって本当に必要なことです。 条件が揃うのや、自信がつくのを待つのはやめましょう。ビジネスにおいて、完璧なタイミングなど一生訪れませんし、行動する前に本物の自信がつくこともありません。
言い訳をして現状維持を続ける自分と、恐怖を飲み込んで新しい結果を取りに行く自分。あなたはどちらの経営者になりたいですか? ぜひ、言い訳を捨てて「先に一歩を踏み出す」という決断をしてみてください。必ず、あなたのビジネスの景色が変わるはずです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
西田貴大
P.S. 本文でお伝えした通り、ビジネスを成長させるためには「お金や時間がない」という言い訳を捨て、現状を変えるための決断(投資や行動)を先に下す必要があります。
しかし、「今のビジネスの売上があがらない原因が分からないから、どこにお金と時間(労力)を投資すればいいのか、その『優先順位』が決められない」と迷って足踏みしてしまう経営者が非常に多いのも事実です。 それは、経営者自身が日々の業務に追われ、自社のビジネスモデルの「どこに欠陥があるのか(ボトルネック)」を客観的に俯瞰できなくなっているからです。
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「忙しい」「お金がない」と現状維持の言い訳を繰り返してジリ貧になってしまう前に、まずは自社のビジネス構造の「どこを一番にテコ入れすべきか」、客観的なデータ視点でチェックしてみてください。
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