架空のペルソナ作りはお遊戯!自社に「お金を落とす」ターゲット顧客の生々しい見つけ方

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From:西田貴大

「ブログもSNSも毎日頑張っているのに、全然集客できない…」
「広告を出しても、問い合わせが1件も来ない…」

もしあなたが今、こんな悩みを抱えて夜中(午前3時)に頭を抱えているなら。 非常に残酷な事実をお伝えします。

あなたのメッセージが誰にも届かないのは、文章が下手だからでも、広告費が少ないからでもありません。「誰に売るか(ターゲット)」の解像度が、致命的に低いからです。

マーケティングの勉強をした真面目な経営者ほど、「ターゲットを明確にしましょう!」と言われると、一生懸命に「ペルソナ(架空の顧客像)」を作ろうとします。

  • 「佐藤太郎さん、35歳、都内勤務のサラリーマン。趣味はフットサルで、休日は家族とカフェに行く…」

……厳しく言いますが、こんな架空の人物設定(お遊戯)を何時間かけて作ったところで、売上は1円もあがりません。

今日は、多くの経営者が勘違いしている「ペルソナ作りの罠」を解き明かし、確実に自社に利益をもたらしてくれる「本物のターゲット(生々しい人間)」を見つけ出すための3つのステップについて、愛ある辛口でお話しします。

目次

なぜ「架空のペルソナ」を作るとビジネスが迷子になるのか?

なぜ、「佐藤太郎さん(35歳)」のようなペルソナ作りが無意味なのでしょうか? 理由は極めてシンプルです。それはあなたの頭の中で都合よく作り上げられた「妄想の生き物」であり、現実世界には存在しないからです。

「うちの商品を喜んで買ってくれて、文句も言わず、趣味も良くて…」 経営者が机の上で考えるペルソナは、自分にとって都合の良い「理想の顧客」になりがちです。しかし、そんな妄想の人物に向けていくら美しいメッセージを書いても、現実の生々しい悩みを持った人間には1ミリも響きません。

ターゲットを明確にするということは、架空の人物を作り上げることではありません。「今、現実にあなたの目の前にいて、すでにお金を払ってくれている『あの人』の顔を思い浮かべること」なのです。

お金を落とす」ターゲット顧客の見つけ方:実在する1人を炙り出す3ステップ

では、資金も時間もないスモールビジネスは、どうやって「本物のターゲット」を見つければいいのでしょうか? 机の上の妄想を捨て、現実のデータ(事実)からターゲットを炙り出す、最も確実な「ターゲット顧客の見つけ方(3つのステップ)」をお伝えします。

ステップ1:既存の「優良顧客」を実名で一人ピックアップする

ターゲットは新しく作るものではありません。「すでにいる人」の中から探すのです。 あなたの現在の顧客リスト(カルテ)を見て、「この人みたいな人ばかりがお客さんになってくれたら、うちの会社は最高に儲かるし、自分もストレスなく働けるのにな」と思う人を、実名でたった一人選んでください。

  • 毎回、一番高いコースを頼んでくれる〇〇さん。
  • こちらのアドバイスを素直に聞いて、絶対に値引きを要求しない〇〇さん。

この「〇〇さん」こそが、あなたが全エネルギーを注いで集めるべき、最強のターゲットです。架空の佐藤太郎さんなど必要ありません。〇〇さんという「現実の優良顧客」にターゲットを絞り込むのです。

「でも西田さん、うちには安い客しかいなくて、そんな理想の〇〇さんなんて一人もいません…」

もしあなたがそう思うなら(あるいはまだ起業したばかりなら)、今のリストから探す必要はありません。過去にあなたの技術やアドバイスで一番喜んでくれた友人や、前の職場でどうしても救いたかった「実在するあの人」の顔を思い浮かべてください。とにかく「妄想」ではなく、血の通った「実在する一人の人間」を引っ張り出すことが絶対条件です。

ステップ2:その人の「深夜の生々しい悩み(怒り)」を言語化する

実在する〇〇さんを一人選んだら、次はその人が「あなたの店に来る直前、夜中にベッドの中でどんな悩みを抱えていたか?」を徹底的に言語化します。

ここで「肩こりに悩んでいる」といった薄っぺらい言葉を使ってはいけません。 〇〇さんは、ただ肩が凝っているわけではないはずです。

  • 「明日も朝早くからお弁当を作らなきゃいけないのに、肩と首が痛すぎて眠れない…」
  • 「マッサージに行ってもその場しのぎで、結局また週末には頭痛がしてくる自分が情けない…」

こうした、〇〇さんが実際に口にしていた「生々しい怒りや恐怖、諦め」の感情をノートに書き出してください。それが、あなたのビジネスのメッセージ(コピー)の核になります。

ステップ3:「〇〇さんへの手紙」としてメッセージを放つ

ターゲット(〇〇さん)と、その人の生々しい悩み(深夜の感情)が明確になったら、あとは簡単です。 ブログ、SNS、広告、チラシ。すべての媒体で発信するメッセージを、「〇〇さん、たった一人に向けた手紙」として書き直してください。

「肩こりでお悩みの方へ!」という、誰にでも当てはまる無難な言葉(網)を投げるのは今すぐやめましょう。

「毎朝、首の痛みで目が覚めて、お弁当作りが苦痛になっているあなたへ」

〇〇さんに向けて、ピンポイントでこのメッセージ(銛)を放つのです。 すると不思議なことに、現実世界にいる「〇〇さんと同じような悩みを持った、質の高い人たち」が、「えっ?これ、私のことだ!」と勝手に反応し、吸い寄せられるようにあなたのお店にやってきます。 これが、「ターゲットを絞る」という構造の本当の威力です。

まとめ:ターゲットを絞ることは「捨てる覚悟」を持つこと

いかがだったでしょうか。 ターゲットを明確にするということは、お絵かき遊びをすることではありません。

  1. 架空のペルソナ(妄想)を捨て、実在する「優良顧客(〇〇さん)」に絞る。
  2. 〇〇さんの「深夜の生々しい悩み(感情)」を言語化する。
  3. 〇〇さん「たった一人」に向けて、手紙のようにメッセージを放つ。

「たった一人に絞ったら、他のお客さんが来なくなってしまうのでは…」 そう恐れる(損失回避バイアス)気持ちは痛いほどわかります。しかし、誰にでもいい顔をして薄いメッセージを発信し続ける限り、あなたは一生「安さ目当ての理不尽な客」に振り回され続けることになります。

合わない客を「捨てる」覚悟を決めたとき、あなたのメッセージは初めて鋭い刃となり、本当に価値をわかってくれる最高のお客さん(ターゲット)の胸に深く突き刺さるのです。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

西田貴大


P.S. 本文でお伝えした通り、売上をあげるためには「架空のペルソナ」ではなく、「自社に確実にお金を落としてくれるリアルな優良顧客」にターゲットを絞り込むことが絶対条件です。

しかし、「うちのお客さんはバラバラで、誰を基準にすればいいか分からない」「自分のビジネスの強みが、そもそも誰に刺さるのか見失ってしまった」と手が止まってしまう経営者が非常に多いのも事実です。 それは、あなた自身のビジネスの「見えない構造の欠陥(誰に何を売っているかのズレ)」が原因です。

現在、あなたのビジネスがなぜ「誰にも響かない(集客できない)」状態になっているのか? その隠れた構造の欠陥を論理的にあぶり出す『マーケティング・ボトルネック診断』を無料で公開しています。

無意味なペルソナ作りに時間を溶かし、間違ったメッセージを発信し続ける前に、まずは自社のビジネスの「どこがブレているのか」を客観的にチェックしてみてください。

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