From:西田貴大(香川県のマーケティングコンサルタント)
今回は、前回の記事で
一切触れなかった(笑)
キングコング西野さんの
講演会の内容の一部を
シェアしようと思います。
と、言っても内容自体は
以前、受講した時の内容と
ほぼほぼ同じで
その時に学んだことについては
以前、シェアした別の記事
キングコング西野さんのマーケティングがスゴイ理由
を読んでいただくとして
今回は、以前触れなかった内容・・・
その中でもお金についてのお話を
シェアしたいと思います。
そもそもお金とはいったい何なのか?
さて、質問です。
お金って何でしょう?
・
・
・
この答えは、人それぞれあると思いますが・・・
(僕の場合は、お客さんに
提供した価値を数値化したものです)
お金とは信用である
西野さんはこう言いました・・・
「お金とは信用」だと
クラウドファンディングは信用の両替機
そして、彼は、
クラウドファンディングで資金を調達して
絵本を書いたことで有名なのですが・・・
クラウドファンディングは、
その信用をお金に換える両替機である
と言っていました。
つまり、信用を
コツコツと貯めて貯めて
何かお金が必要になった時に
その貯めた信用を
クラウドファンディングを使って
お金としておろすということ
お金が『信用』であることを
体現している人物
そして、その
『お金とは信用』
ということを
実際に体現している人物がいる
ということで
最近、テレビなどで取り上げられて
有名になりつつある(?)
ホームレスの小谷
という芸人さんを
紹介されていました。
(実際に、ホームレスだそうです)
『お金 = 信用』を体現する
小谷さんのホームレス生活とは?
で、その小谷さん・・・
ホームレスとして
いったいどんな風に生活を
されているのかというと・・・
自分の1日を50円で売る
彼は自分の1日を
通販サイトで50円で売ることで
例えば、草むしりなど
購入してくれた
お客さんのお手伝いを
丸一日されているのですが・・・
さすがに、たったの50円で
ここまでやっていただくのは
しのびないと思ってしまう程の仕事を
小谷さんはするので、
お客さんが申し訳なくなり
食事をごちそうして頂いたり
お宅に泊めていただいたりして
生活をしているという人です。
(だいぶ話を端折ってますが・・・
ホームレスになって、この仕事を始めて
毎日、お寿司を食べたりして
逆に太ったとか(笑))
いよいよ貯めた信用を引き出す時・・・
で、その小谷さん
仕事の過程で生涯の伴侶を見つけ
結婚することに
なったわけなんですが・・・
(お相手は、かくれんぼの人数集めで
小谷さんを呼んだ人だとか(笑))
当然のことながら、
ホームレスで日当が50円の
小谷さんにはお金がありません
その時に小谷さんは
どうしたか?というと・・・
クラウドファンディングで
結婚式の資金を集めることにしたのです。
クラウドファンディングによって
結婚資金が短期間で集まる
で、いざクラウドファンディングが始まると
今までに小谷さんに
依頼してくれた人達が
あの小谷さんが結婚するんだったら
喜んでお金を出そうということで
結婚式の費用が
短期間で集ったそうです。
『お金 = 信用』という考え方と
マーケティングの共通点
この話を聞いて
僕は、ふと思いました。
「これって、
マーケティングのやり方と
まったく一緒やん」と・・・
いったいどういうことか?というと・・・
スティーブン・R・コヴィー博士の名著
『7つの習慣』という書籍に出てくる概念で
信頼残高というものがあります。
ダイレクトレスポンスマーケティングの
基本的な販売までの流れ
僕が専門としている
ダイレクトレスポンスマーケティングには
まず、見込み顧客のリストを集めて
メルマガやニュースレターなどで
見込み顧客との信頼関係を構築し、
その後に商品を販売する
という流れがあるのですが・・・
(リードジェネレーションと言います)
マーケティングで築いた信頼をお金に換える方法
この信頼関係を構築する部分が
まさに信頼残高を貯めている部分で
価値を無料で提供することによって
信頼の預金をコツコツと貯めたところで
セールスレターを使って商品を販売して
貯めた信頼をお金に換えるという部分が
先ほどのクラウドファンディングの話と
完全に僕の中で合致したのです。
お金を生み出す基本的な方法は
マーケティングもクラウドファンディングも
まったく同じだった
結局、マーケティングも
クラウドファンディングも
価値を提供して
信頼関係を構築することが
お金を生み出す第一歩というわけですね
さて、あなたは
お客さんとの信頼関係を構築するために
どうやって価値を提供していきますか?
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
西田貴大
P.S.
僕の場合・・・
「お金 = 提供した価値の数字」
という気持ちが強いのですが・・・
どちらの側面もあって
『信用』という見方も両方合わせて
お金なんだと思います。
P.P.S.
まぁ、通貨は政府の『信用』が
乗っかってなければ
何の価値もない
ただの紙切れですからねぇ・・・
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