広告・コピーライティング の記事一覧

PASONAの法則に代表される売れる広告を作る3つの構成

From:西田貴大

M-1グランプリを見ていて思ったこと

僕はいつも、あまりテレビは
見ないようにしているのですが・・・
(例外として、音楽専門チャンネルの
邦楽ロック番組は除きますが・・・)

お笑いの賞レースなんかは
なぜか欠かさず見ておりまして・・・
(録画してネタの部分だけ
早回しで見るんですが・・・)

特にM-1グランプリは大好きで
毎年見てるんですよね。

他にもキング・オブ・コントも見てますが
正直、コントはあまり好きじゃないというか
笑った記憶がほとんどないです。

あと、R-1ぐらんぷりも
笑った記憶があるのは、
2004年の浅越ゴエさんと
2018年の濱田祐太郎さんぐらいですね

(あれ実は、落語-1ぐらんぷりで
初年度は、座布団に座っていなければ
いけなかったんですよね・・・
(決勝に落語家さん出てへんがな!))

そんなわけで僕は、
漫才にしか反応しないようです(苦笑)

練習で身につけた実力と新しいスタイルの融合

で、話を元に戻しますが・・・

いや~それにしても今年のM-1は、
結構レベルが高かったですね

普通に笑ってしまいました。
(いや、まぁそういうもんだけどね)

実力があって
かつ、新しいスタイルの漫才が見れたなと
時間を割いて見ただけの価値はありました。
(ボケがボケずにツッコミが笑いを取ったり
突っ込まないツッコミがあったりね)

実力のあるコンビに共通すること

で、見ていて
ふと思ったことがあるんですよ

それは、何かというと・・・

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コピーライティング業界の権威が推奨するストーリーを生み出す練習

From:西田貴大

ジムで出会った謎のおじさんの話

先日、ジムに行った時のこと・・・

家でプロテインやら
筋トレ前に必要なサプリメントを
飲んでから颯爽と車を飛ばし

ジムに着いた直後・・・

更衣室に入ったところで
少し太ったおじさんに会いました。

おじさんは
更衣室内の椅子に座ったまま
ひたすらスマホをいじっていました。

ふと、おじさんの横を見ると
タブレット端末が・・・

しかも、そのタブレットでは
ゲーム画面がキラキラと光り輝いています。

ひたすらゲームをして
全然、鍛えないおじさんにイライラ

「この人、いったい何しに来たんやろ?
ジムに来てスマホとタブレットで
ひたすらゲームって・・・」

そう思いつつ
トレーニングを始め
いくつかの種目を終えて
ふと、思い出す・・・

おじさん・・・
いつまで経っても来ない(笑)

そして、20分ぐらい経ったあと
やっとこさ、おじさんはやって来て
なぞの袋を置いて去っていきました。

そこからは、待てど暮らせど
おじさんはトレーニングにやってきません。

「あの人、ホンマになんなん?」

(ちなみに言っておくと、僕は
遊びでトレーニングに来る人が嫌いです)

そう思いながら
ふとロビーの方を見ると・・・

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ベネフィットの本当の意味とそれを導き出すFAB分析とは?

From:西田貴大

つい先日、
新しくスーツを買いました。

値段を一切、見ずに(笑)

というのも

昔、友達との付き合いで入った
JAFから毎月送られてくる

クーポン券が入った冊子に
スーツの半額クーポンが
入っていまして・・・

僕は、ちょうど

「そういえば、新しくスーツ
買おうかなと思ってたんだよなぁ・・・
せっかく半額ならこの機会に買おうか」
と思って

とりあえず
どんなスーツがあるのか?
見に行ってきました。

あるスーツのベネフィットが最高で
即座に「これを買う!」と決める

それで、いろいろ
商品を見せてもらっていたところ
ある1つの商品に目が留まりました。

その商品のキャッチコピーは
覚えていないのですが

商品の特徴としては・・・

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マーケティングや広告のコピーライティングに必須のリサーチ術

From:西田貴大

毎週の習慣である本屋さんでの
リサーチで謎の見出しを発見!

僕は、毎週金曜日に
本屋さんに行って

特集コーナーや雑誌の表紙
陳列されている本を見て
最近のトレンドをリサーチしたり

週刊誌の見出し部分だけを読んで
人が興味を持つ見出しが
どういうものか?を勉強する

ということを
習慣にしているんですが・・・

週刊誌の見出しは普通、読み手の好奇心をそそり
記事を読みたくなるように作られている

結構、前に
たくさん並んでいる週刊誌を
手当たり次第に見ていた時に
「ん?」と思う
見出しがありました。

いつもは週刊誌というと
読み手のことをよく分かっていて

その相手を引き付けるための
ギャップだったり

記事を読みたくなるような
好奇心をそそる文章が
書かれていたりするんですが・・・

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広告や営業、プレゼンなどで相手に分かりやすく伝えるには?

From:西田貴大

2年前の4月6日・・・
(好きなバンドの1つSiMの
シムの日で覚えてました)

セミナーに出るために大阪へと向かう

僕は、大阪で行なわれる
セミナーに参加するために
最寄りの駅へと向かいました。

で、セミナーは
昼からだったので

大阪まで行くついでに
白くなった姫路城を
今のうちに見ておきたいなと思い
途中で姫路に寄ることにしました。

(ちょうど城内の桜が満開で
桜祭りもしていましたし・・・)

阪神エリアには安く行けるのだ!

で、僕が住んでいるところから
大阪とか神戸とかに行くとなると
どこで降りても割安で定額な
お得なフリー切符が出ているんですよね

まぁ、いつもは
それで行くんですが・・・

今回は・・・姫路駅は
その切符の対象になっているのか?
という疑問があったので

駅の窓口に行って
いろいろと聞いてみることにしました。

窓口に行くと、そこには魔物が・・・(笑)

そして・・・
駅の窓口に行った瞬間・・・

僕の頭には、「ヤバイ・・・」
という3文字が浮かびました。

なぜか?というと・・・

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折り込みチラシのダメなキャッチコピーに学ぶ正しい広告の書き方

From:西田貴大

日ごろから
マーケティングの
コンサルティングをするときの

腕が錆びないようにするため、
そして、研鑽を積むために
トレーニングとして

僕は、
とにかく他人の広告を見て
広告の改善策を考えるよにしています。

(本来ならば、素晴らしい広告だけ見て、
それを潜在意識に刷り込むのが
1番良いんですが・・・

この仕事をやってると
そうもいきませんからねぇ・・・)

新聞折り込みチラシで発見した
いろいろムチャクチャなチラシ

で、そんなたくさんの広告の中でも
1番気になっているのが・・・

新聞折り込みのチラシで
非常によくある見出し、

香川県のある一定の年齢以上の方へ
ってやつなんですが・・・

このチラシ・・・
とにかくムチャクチャなんです(笑)

僕が見て一番ビックリしたのが・・・

『香川県の60代・70代・80代以上の方へ』

という見出しのチラシ

まず、誰もが思うであろう
「いや、ターゲット広すぎるやろ!」
という突っ込みは置いておいて
(この後、ものすごい展開になるので)

この見出しで始まるチラシが売っている商品とは?

この見出しで始まる
チラシの商品って・・・

いったい何だと思いますか?
(もう、衝撃ですよ(笑))

ここはちょっと、
クイズだと思って
考えてみてください

ヒントは、
60代・70代・80代以上の方へ
と、言っていますが・・・
健康関連の商品ではありません

それでは・・・
シンキングタイムスタート!(笑)



考えましたか?

では、答えを発表します!

高齢の方に向けた見出しが書かれた
折り込みチラシが売っていた衝撃の商品・・・

正解は・・・

「CMのあとで」

・・・じゃなかった
(失礼いたしました。
どうしてもボケたくなり
衝動が抑えきれませんでした)

え~気を取り直しまして・・・

正解は・・

『フリーズドライのお味噌汁』です!

あまりの関係のなさに
突っ込みの嵐が起きる・・・

「いや、年齢関係ないやん!!」

「べつに
60代・70代・80代以上じゃなくても
味噌汁ぐらい20代でも飲むやろ!」

「なんで60代・70代・80代以上の
人に向けてチラシ出しとんねん!」

と・・・

怒涛の勢いで突っ込みを
かましてしまいました。
(これ、普通そう思うでしょ(笑))

そして、そのあとも
このチラシを
読み進めてみましたが・・・

いったいなぜ
60代・70代・80代以上の方なのか?
という説明が一切、ありませんでした。

このチラシの他にも
似たようなチラシがたくさん

他にも
『香川県の50代・60代・70代・80代以上の方へ』
と書かれた野菜ジュースや

『香川県の40代・50代・60代・70代以上の方へ』
と書かれた青汁など

この系統の見出しが書かれた
チラシがたくさんありました。
(見比べてみると全部が全部
同じ会社のチラシでした(笑))

どれもこれも
ちょっとアプローチの仕方が
ズレてるよねという商品ばかり

それに野菜ジュースにいたっては
50代・60代・70代・80代以上の方へ
と、言いながら飲んでいる写真の
女性が若いっていう・・・(笑)

もう、ムチャクチャやん!

50代・60代・70代・80代以上の方へ
って普通、膝関節の
サプリメントの広告やろ!

もしくは、保険の広告やん!

と・・・メチャクチャ
突っ込みまくっているわけですが・・・

今の時代は、価値観が多様化していて
お客さんを統計的なデータで
ひとくくりにはできない

今の時代は、
価値観が多様化しているので

このようにターゲットを
年齢や性別、地域、職業などで分けて

広告をしていく
デモグラフィック(人口統計学)的な
やり方では広告はうまく行きません
(そもそも、範囲が広すぎや!(笑))

現代の広告では
デモグラフィックデータに合わせて
趣味、嗜好、価値観といった

サイコグラフィックなデータも
活用していかなければなりません
(というかこっちがメイン)

同じ30代女性に広告をするとしても
価値観はこんなに違う

例えば、同じ30代女性に
広告を出すにしても

専業主婦の方と
独身でバリバリの
エリートのキャリアウーマンとでは

趣味、趣向や価値観
お金を使うものは全然違うはずですよね?

前者は、
どこのスーパーが安いか?を
チラシを見て選んで節約をしているけど

後者は
高級なブランド品を買ったり
エステに行っていたりするかもしれません

(少なくとも、どこのスーパーが安いとか
わざわざ探して食費を切り詰めることに
頭を悩ませてはいないでしょう)

このように
もはや年齢や性別で
お客さんをひとくくりにできる
時代ではないのです。

お客さんに刺さる正しい広告の作り方

では、どのようにして広告を
作っていけばいいのか?というと・・・

まずは、お客さんのことを
よく知ることです。

リサーチをして
どんなことに悩んでいるのか?
理想の状態はどんな状態なのか?
些細な不満や興味があることなど

なんでもいいから徹底的に調べます。
(できれば直接インタビューして)

そうすると
自分一人だけしか悩んでいない
というような問題は絶対にないので

何かお客さんに
共通するポイントが出てくるはずです。

リサーチしたデータをもとに
1人の仮想の人物像(ペルソナ)を作り、
その人に向けて書く

あとは、そのデータを基に
1人の仮想の人間
(専門用語で言うとペルソナ)を作って
その人に向かって広告を書く

(50代・60代・70代・80代以上の方に
向けて書くのではダメですよ(笑)
1人の人に向けて書くのです
(結局、読むのは1人ずつですし))

そうして書きあがった広告は
その人が自分しか感じていなかったと
思っていた(実際は、そうではない)
悩み・感情を的確に指摘しているので

読んだ人は
「これは私のための商品だ!」
と思って購入してくれる

そんな、反応率の高い広告ができます。

ぜひ、お試しあれ

今日の結論!

というわけで今日の結論!
『広告は1人の人に向けて書け!』
(あと、『リサーチが超重要!』

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

西田貴大

P.S.
しまった・・・

2回目の
正解は・・・のところで
「越後製菓!」ってボケれた・・・

(いや、さすがに
2回目もボケるのはダメか・・・(笑))

商品より先に問題を売れ!広告でやるべき正しい問題の売り込み方

From:西田貴大

7年ほど前にサーキットで起きた事件

今から7年ほど前・・・

徳島県にある
『徳島カートランド』という

小さなサーキットで
ドリフト走行を
楽しんでいた時のこと・・・

僕は、一度コースに出たら
自分が疲れるか?

車の水温計なり油温計が
警告を発しない限り
コースから戻ってこない

というタイプだったので

その日も常にアクセル全開で
延々と走り続けていました。

謎の焦げ臭いにおいが車内を充満

すると・・・

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あなたの広告にコレはある?売れる広告に絶対に必要な要素とは

From:西田貴大

先月、高松市にあるお寺に
火渡り体験をしに行った時のお話

駅からスマホのナビを頼りに
歩いてお寺に向かっていると・・・

ある交差点に
差し掛かった時に

思わず「ん?」と思う
看板を出している
ローソンを見つけました。

そこには、いったい何が
書かれていたのか?というと・・・

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大ヒットするマーケティングの秘訣は広告でストーリーを語ること

From:西田貴大

2人の若者の物語

今から20年ちょっと前
アメリカに
2人のよく似た若者がいました。

2人とも頭がよく
運動能力に優れ
アメリカンフットボール
をしていて

ポジションはどちらも
QB(クォーターバック
(次のプレーの指示を伝え
パスを投げる司令塔です))

どちらも
大学時代に
優秀な成績を残し

2人とも
プロのアメリカンフットボールリーグ
NFLの選手を
目指していました。

そして迎えたドラフトの日・・・

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広告や営業で見込み客の心をうまく掴み相手に共感する方法

From:西田貴大

テレビは見てもいいのか?
いけないのか?

「テレビは見るな!」

自己啓発について学ぶと
一度は耳にするであろうこの言葉・・・

時間の無駄だからとか
ニュースなどが
潜在意識にマイナスの影響を
与えるからとか

いろいろ理由は
あったと思うのですが・・・

一応、僕はこれを実践するようにしていて
学びになりそうなもの以外は
基本的に見ないようにしています。
(唯一、CSの音楽番組だけは見てます)

マーケティングの世界では
これとは別のことが言われている

ところが
マーケティングの世界では
また別のことが言われていて

世間の興味・関心を知るために
テレビは見た方がいいとか

バラエティー番組も学びがあるから
見た方がいい
という意見もあるしで
(何が学べるんだったか忘れたなぁ・・・)

結局、どっちがいいのか
よくわからないのですが・・・
(見る側の心持次第なんでしょうね)

あるトップマーケッターの方の本で
このちょうど中間の
「ストーリー物は見るといい」
という意見が書かれていたので

最近、テレビで見るものに
ドラマを追加しました。

とりあえずストーリー物を
録画して実践してみることにしたが・・・

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